やすばすく

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くるりとふくらむスカートの裾

モーニング娘。’19さんの武道館コンサートに行って佐藤優樹さんの魅力にこてんぱんにやられたのでブログを書きます。

 

私のモーニング娘。さんに関する来歴。小学生のころ黄金期をリアルタイムでばんばん見て、成人する前後で遅れてプラチナ期の魅力に気付きYouTubeでMVを見漁り、関ジャムのWhat is LOVE?で佐藤優樹さんに撃たれてその後はちょこちょこまたMV見たりたまにブログ覗いたり、そんな感じで可愛いなあカッコいいなあ素敵だなあって思いながらも、消費行動はほとんど伴わずにお茶の間よりもっと外側の場所からベスト盤とシングル曲だけ聞きながら眺めている人、でした。(お金落としてなくてごめんね…)

そんな、感じだったんですけど、たまたま石田亜祐美さんのブログを覗いたら、

「武道館公演の一般席はまだチケットがあります!」

って…書いてあって…

そこで約一週間後に武道館公演があることを知り(この時点で5月26日)、二日間うんうん悩んだ末に、やっぱり行ってみたい!!!と思ってローソンに走りました。

女性アイドルのコンサート初めてだし、ひとりだし、茶の間外だし、いろいろ高いハードルを感じていたのだけれど、

先日でんぱ組.inc夢眠ねむさんが引退した時に、ああ、ステージのねむきゅんをついに生で見ることなく終わってしまった、と後悔したばかりで、佐藤優樹さんに対して同じ後悔を繰り返したくない、と思ったのです。

 

来歴長くなっちゃった。そんなこんなで、ツアーのセトリを確認して約一週間で予習もそこそこにいざ武道館。グッズも何も持っていない丸腰スタイル。サイリウムだけはドンキで買った。滅多に塗らないマニュキアで爪をエメラルドグリーンにした。思ったより女性がたくさん。会場内の女性トイレも長蛇の列だった。席は二階でメインステージをほぼ横から見る感じ。周りのノリについていけなかったらどうしよう、と思ったけれど、よく考えたら周りも一般で買ったであろう人ばかりだったのでそんなに激しくなかった。私の周囲30人くらい見渡してみて半分くらい女性だった気がする。双眼鏡を使ってもいいのかな?(暗黙の了解的なものがあるんじゃないか)と迷ったけど前の人はがっつり双眼鏡スタイルで周りにもちらほらいらしたので私もスタンバイしておいた。

いざ会場に入ったら楽しみより緊張と不安のドキドキの方が大きい。作法のわからない世界にひとりで飛び込むのはちょっと高すぎるハードルに挑んでしまったぞ、と思いながら開演を待っていたら客席から「待ってました!」の歓声。なんだなんだ、と思ってステージを観たら、このあいだテレビで見た子たちだ!眼鏡の男の子の子たち!まだ開演の15分ほど前、お客さんもざわざわと入場している中で、照明も落ちない中で、BEYOOOOONDSさんのパフォーマンスが始まる。開演前にするのか!というのが衝撃だった。整いきっている、とは言い難い客席の状況を前にしても、彼女たちが全力でパフォーマンスしているのは伝わってきた。どんな気持ちだろうか、と思いながらささやかながら応援する気持ちでサイリウムを振った。

 

それから注意事項が流れ、客電が落ちた。紹介映像と共に奥からひとりずつメンバーが出てきて、ステージ上にモーニング娘。’19の11人が現れる。曲が始まる。What is LOVE?だ!!!ほぼ真横からだから、モニターの映像もだいぶナナメって見える。それでも生佐藤さんの生Is it necessary?の破壊力は凄まじかった。自然とウッ…(胸を押さえる)ってなった。

短いMC(掛け合い)を挟んで’19さんたちはどんどん歌って踊っていく。(客席に眼鏡とコンタクトと裸眼がだいたい同じくらい、の反応になるほどね、そりゃそうだよね、みたいな普通のテンションのリアクションを返す’19さんたち、ついさっきまでめちゃくちゃかっこよく踊ってたからギャップがすごい)(可愛い)

序盤はなんとなく、ダンスも観たいし全体を見ようかな!それで時たまモニターで表情を見ればいいや!と思っていた。そのせいかまだちょっと現実味を感じてない自分がいた。でも、もうちょっと表情を見たいな、と思って双眼鏡を覗いてみてびっくりした。どうしよう、めちゃくちゃ可愛い。モニターで見るよりももっともっと可愛い。あっち見てもこっち見てもどっち見ても可愛い。全員もれなく可愛い。可愛いの八方塞がりでちょっとパニックになった。

しかも、みんな表情がとても豊か。ワンパターンなキメ顔、じゃなくて、くるくると表情が変わる。そして歌って踊る合間にあっちこっちでメンバー同士のアイコンタクトやらわちゃわちゃとした絡みやらが多発してステージ上に尊いと可愛いが大渋滞。かと思いきや本筋のダンスは一切の緩みなく踊りこなされていく。長い髪を振り乱して踊る姿が最高にかっこよかった。くるりと回るとスカートが膨らんで、ああ、女性アイドルのコンサートだ、ってなんかそういうところでしみじみと思った。

MCはみんな声が高くて可愛いな!!!と思ってたらそんな可愛い声とは裏腹にしっかりとした進行でまたびっくりする。話がだらだらっとならないで、いろんなメンバーのいろんな話題へと転がっていく。年下のメンバーも積極的に発言していくし、そのフォローも含めて、メンバーのボケや天然は周りがしっかり回収していく。トーク力高い!

牧野真莉愛さんの「お米は丸いからカロリーゼロ」「カロリーはお店において帰る」理論が最高だった。だからあんなにスタイルがいいんだ!!!

 

メンバーの皆さんみんなほんと可愛いんだけど9期10期11期の皆さんは美の迫力がすごかった。特に譜久村聖さんは最後挨拶で汗を気にしてたけど汗かいて踊る姿と表情がめちゃくちゃ色っぽかった。この人はどの国でどの時代に生まれていたとしてもその美しさで崇め奉られる存在になっていたであろうよ、と思う。半端でない女神感。

あと牧野真莉愛さんは立ち姿も歩く姿も踊る姿もカメラに抜かれる表情もそのすべてから「牧野!真莉愛!です!!」って声が聞こえてくるくらい牧野真莉愛という存在感を確立してる!って感じた。(MV見てる時も思ったけどコンサートだとそれがずっとでびっくりした。)カリスマ性というか、スター性というか、オーラがすごい。たぶん今日二番目に目を惹かれる時間が長かったのは牧野さんだったと思う。

 

何曲目だったか忘れたけれど、結構序盤の方で、双眼鏡を使って佐藤優樹さんをみてた。反対の方を向いて踊る振り付けだったから、髪の毛綺麗~と思いながら後姿を見てた時に、振り返った優樹さんがクールな表情からふっと、にっこり微笑んで、その瞬間に双眼鏡越しに目が合ったみたいな感覚になって、頭がぼん、って爆発した。危うく腰砕けするところだった。そしたらもうずっと優樹さんを目で追うしかなくなって、(その合間に他のメンバーのことも見ているんだけれど)その表情を余すところなく見たい!っていう衝動にかられた。ジャニーズの現場で培ってきた、「双眼鏡をがっちり覗きながらもペンラをリズムに合わせて揺らし、アップになるであろうタイミングでモニターを見る」スキルが火を噴いた。ずっと双眼鏡で見てるのもなんか申し訳ないし酔っちゃうし、と思ってちょこちょこ外してはいたけれど、そうしている間に表情を見逃すことがとても惜しく感じた。

そのくらい、優樹さんの表情の変化は激しくて、笑顔も純粋も挑発も憂いも尖った目つきもぜんぶ魅力的だった。メンバーとじゃれあっていたずらな顔をした次の瞬間にはクールな表情に変わり、その数秒後にはふんわりと笑顔になる。髪を掻き上げる仕草も、顎を上げて歌い上げる姿も、色気があるんだけどなんかとても神聖な色気。ミロのヴィーナス的なことです。芸術的な色気だった。

この人は、息をするように表現をしているんだな、と感じた。そしてそれはもしかしたら無意識のことなんじゃないかなあとも思った。だから目を離せないし、予測もできない。2時間ずーっと心を鷲掴みにされていた。思い出しても心臓がぎゅってする。

それなのに、あんなかっこよくて可愛くて芸術的なのに、「武道館にこんなにいっぱいお客さんが集まってくれて!100人くらい?」って真面目に言っちゃうとか、そんなの吸引力が強すぎる!!!可愛い!!!「こんなにたくさんの人たちがまさたちを見てくれてるんだよ!?すごく幸せじゃない!?」と言ってくれて、あの場に居ただけの私だってすごく幸せ!って思った。

 

そんなこんなでかっこいいと可愛いに圧倒されて気づいたらコンサートが終わっていました。体感30分だった。私はずっと踊ってたわけでもなくMCの時は座ってもいたのに、帰りの電車はぐったりで足は筋肉痛です。めちゃくちゃ集中してみてたんだなって思います。アイドルってすごい存在だって、今までも思って来たけれど、初めて女性アイドルのコンサートを見て、それを再認識した。行って良かったです。ありがとうございました。ありがとうございました…明日の武道館オーラスも頑張ってください…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛さとかっこよさのギアががんがん切り替わるとことか、

天然というより独特の言葉遣いとか発想があるところとか、

ツンとした魅力のある歌声とか、

表現力の塊であるところとか、

考えれば考えるほど安田さんと佐藤さんに近しいものを感じてしまうんですけれど

こじつけかなあ…

安田担は優樹さんに落ちやすかったりしない…?

これとこれ見たら落ちたりしない…?

youtu.be

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