…意気地のなかったわたしはようやく勇気をもって、GR8ESTの大阪ロマネスクのMVをみることができました。
関ジャニ∞を好きになって、大阪が憧れの街になった。
歌詞に出てくる場所を、ロケ地やゆかりの地を訪ねては、ふわふわとした気持ちになっていた。
地元から大阪へ向かう夜行バスではいつも期待と心配に胸を膨らませて、
大阪から地元へ向かう夜行バスではいつも寂しさと愛おしさで胸が潰れそうだった。
大阪に向かう高速の、窓から見える景色は瞼の裏に焼きついている。
大阪ロマネスクは、そんな時間を象徴するような曲だった。
次々と映し出される、大阪の街を、そんな記憶と重ねて見ていた。
札幌に、向かう自分が、どんな気持ちになるのかはやっぱりわからないけど、
絶対に、わらってみせる