やすばすく

前ブログ http://ameblo.jp/yasubask/

元気が出るやすだくん

メンバーとしての想いを綴ることの何が悪いんじゃ!!!

 

って書くと暴力になりかねませんが、そんな思いでTLを眺めていたのでした。

元気が出るLIVE!!DVD発売と、ジャニーズwebで安田くんが語ったそのDVDに対する想い。に、対しての様々な呟きが流れるTLを眺めていました。

大倉くんが腸閉塞によりステージに立つことのできなかったツアー最終公演が、ライブ本編として収められること、が発表された時点から、賛否両論、というよりもっと言葉にしきれないモヤモヤとしたもの、悲しみや悔しさや憤りが溢れていましたが、実際に発売され、危惧として挙げられていた”絆推し””ファンを映すカットが多い”ことを目の当たりにするとそれがさらに加速して、そんなところへそのDVDを「今までで一番良いライブDVD」「エイターが沢山出てくれていて最高」「これが関ジャニ∞の在り方」と安田くんが言い切ったのが二週間前のことでした。(「」内は有料コンテンツのためニュアンスです。安田くんの言葉を直に受け取りたい方は会員になろう!)

ファンの中で、いろんな想いが重なって混ざりあって、あちこちで爆発が起きている、という印象を受けました。

 

いや、爆発している人たちはきっと、安田くん自身や、「想いを綴ったこと」を責めたいわけじゃなくて。もう少しファンの気持ちを考えてほしかった、もう少しファンの視点を持ってほしかった、もう少し言葉の配慮がほしかった、…というあれこれが溢れたんじゃなかろうか、と思っています。

そしてその後ろには、「関ジャニ∞はメンバーだけで関ジャニ∞として完成しているんだから、それだけの魅力と力があるんだから、もっと自信を持って関ジャニ∞をやってほしい!」という、今までに積み上げてきた大きな大きな願いがあるんだろうなあ、と、思っています。

 

…すごい、知ったかな感じで書いてますけどあくまで私が私のTLに流れてくるツイートや雰囲気から推測しただけの個人的な感想なので、あの、不快になるかなあと思った人は今からでも遅くない、戻るをクリックするなり指をしゅっと横に滑らせるなりしてくださいね…井の中の蛙が見たものに対して井戸の中でああだこうだ言っているだけです…

 

話を戻しますが、それに対して安田くんの想いは、

「君たちは俺らの、関ジャニ∞の一部として存在してるんやよ」ということ

関ジャニ∞がいて、お客さんの泣き笑う顔があって、それでやっと”関ジャニ∞のライブ”になるんやよ」ということ

なのかなあ、と、感じました。そしてそれを伝えるためにレンジャーを書いた。

 

ファンとアイドルが同じ方向を見ていること、そしてそれをお互いが確かに感じられていること、その状態はとても幸せなものだと思います。そして、とても難しいものだとも思います。

私は10年程、某バンドのファンでした(ファンの定義は非常に複雑なのですが、ここではCDや雑誌を買ったりライブに行ったりする人、の意味で使います)。でも、彼らの生み出す音楽が自分の求めていたものとは少し違う方向へ進んでいっているなあ、と感じたある時に、私は彼らの「船を降り」ました。ただその後決別じゃ!!なんてことはなく、降りた島から彼らの航海を眺めて手を叩き、楽曲を聞き続け、時には新譜も聞き、やっぱり素敵なバンドだなあ、とひとりごちたりしています。(それは定義の仕方によってはファン、なのかもしれませんが、船を降りた自覚があるのでその言葉を自分では使っていません。)

アイドルにしても、(運営を含めての)ファンへの寄り添い方も大事ですが、向いている方向が違うかもしれない、と思った時に、それでもこの人たちを応援して見続けていきたいと思えるかどうか、という決断はファン自身に委ねられています。少し進路が変わっても、どれくらい時間がかかるかはわからないけれど、それが一時のものかもしれないし、また違う波がくるかもしれない。もしくは、想像もしなかった景色が待っているかもしれない。もちろん、どれほどの影響力があるかわからないけれど、自分たちで波を作ることだってできるのかもしれない。

…そのあたりは完全憶測ですけど…というかこのブログ自体憶測でしか書いていません…

でもだからこそファンでいることって面白いなあと思う日々です。

 

そういうのが、あってですね…これが今言ってたことのどこに関係してくるのかよくわかりませんが…あっ、視点の一致は難しいっていう話。

私自身、ファンの視点を持ってほしい、という思いはあります。でも、メンバー全員が全員そうだと逆に違和感を感じます。わかってる~!って人がいて、そっちか~い!って人がいて、っていうもんだよね、つって。

(それはもしかしたら、メンバーの誰も、今のファンの視点を理解してくれていないのかもしれない!という不安感があってのことかもしれませんが(昨今レギュラー番組に関するあれこれとか、いろいろありましたね。運営サイドへの不信感がメンバーにまで飛び火しているようなことも感じます…))

もしくは、それが統一されてきた時というのが「国民的アイドルになった」時なのかな…違うか、そう呼ばれる人たちも賛否を浴びてるわけだしね…これは適当にいいました…

 

つまりはそういう、視点の相違がモヤモヤを増幅させて爆発してなんだか悲しい感じになったのかな~って思ったっていうことを2000字くらい使って書きました。

 

安田くんが語ったのは、関ジャニ∞のメンバーとしての想いです。

よね。

今回の(といっても2週間も前)レンジャーで、彼が関ジャニ∞のライブを、一方的に見せるもの、提供するだけのものと思っていないことを改めて感じました。そして、彼がステージから見ている景色があって、感じていることがあって、それを伝えたいと思ったということ。私にとってはそれ以上でも以下でもなかったです。

今回リリースされた元気が出るLIVE!!は、ファンだけに向けたものでなく、ファンと関ジャニ∞のためのもののように感じました。

本来「お金を出して買うのはこちらなのに…」と思うとそういう作りは批判の対象になりうるだろうし、私も関ジャニ∞のDVDではできる限り関ジャニ∞をたくさん見ていたいです。だからライブDVDのリリースのたびに「あーここが映ってないのか!ガッデム!」って太腿を殴っていますが…

なんというか、メンバーはこれを見て嬉しく思ったんだろうなあ、と思うと、今回は「最高!!」と宣うヤスくんの気持ちもわからんではない、という気持ちになったのでした。だって自分がメンバーだったらありがとう最高!って思う、ような気がする。(妄想力を総動員してこれ)

 

そして、”絆推し”であり、これを”作品”として売ったのは運営の人たちで、そこにメンバーの意向の反映があったのかはわからないけれど、自分たちのリリースであり自分たちのレーベルなのだから関ジャニ∞の責任もある…か…

まだ一度しか見ていないですが、ライブ映像が始まって、「これを作品として売りたい気持ちもわかる」と思う私もいたのです。

私個人の状況としては、1月17日、大倉くんのいないライブを観た時から、DVDの詳細が発表された時まで、そしてそれから実際に映像を見るまでにさんざん、さんざんいろんな感情が駆け巡って、でもそのさんざんのおかげで見始めるころには随分と冷静になっていたのでした。

絆を大々的に取り上げることへの違和感も、大倉くんのいない公演をツアーの顔としてリリースすることへの憤りもあります。それでも発売してくれてよかった、と思う気持ちもあります。ぐっちゃぐちゃです。このライブDVDを見て改めて、どんなに埋めようとしても穴は埋まらず、ぽっかりと空いたそこがさらに強調されるだけで…だけどそれがあの日、の事実で、そこに当てはめるべきは正解ではなくて愛だ、ということを思いました。

ただ、メンバーが欠ける、という光景を以前にも目の当たりにした、そういう経験のある方々にとっては、もっと違う想いがあるのかもしれませんね。

 

話が迷走している!!!今話したいのはそこじゃなくって!!!

ヤスくんのレンジャーを読みながら思い出していたのは、大倉くんの4月21日付けのレンジャーでした。

彼が、初めて自分のいないライブを目にして涙を流した時、隣にいたのは誰だったか。

そう、思って読むとヤスくんの言葉の見え方も違ってくるのではないかと思います、というか、実際私がそうでした。

純粋に自分の見た、感じた、メンバーの、ファンの、スタッフの愛を綴ってある、感動したんだよ、って。

いや、それは伝わっているよね?たくさんのファンが危惧しているのはその先、これから先なんだと思うけれども、私はヤスくんのその感動だけを受け取りたいよ。と、思ってこのブログを書き始めました。

ヤスくんの文章は、いつもとても感覚的に書かれていて、いわゆる文系の文章じゃないんですよね。(それと好対照なのが大倉くん)

文脈で読ませるとかでなく、(見返していないという意味でなく)思いがあってそこに浮かんだ言葉を感覚的にはめるから、隙もたくさんあるし、誤解を生みやすいと個人的には思っています。

だからこうやってああだこうだ考えながら、寄り添って読みたいなあと思うファン心理が働くのです…!なあ!なあ安田担そうだろう!!??!?(押し付けがましいこと甚だしい)

 

もし「自分たちにしかないもの」「自分たちの形」を探してもがく関ジャニ∞が、ファンと混ざりあいながら示す姿をそれだと捉え引き寄せようとしてるなら、こちら側も見失ってはいけないラインを理性と共に弁えながら、楽しめる範囲で楽しむことが必要になってくるのでしょうね。言いきってみたけどわかりません。この先のことはわからない。

いつでも自分の頭でいちいち考えながら、寄り添いたいと思ったら寄り添いたいし、もやっとすると思ったらその正体を突き止めたいし、ご意見して伝わるものならばご意見もしたいし、そう思うのも好きだからだなあ、とそんなことを思いましたよ。意見には個人差があります!!!

でもそうだよな!みんな、好き、の形がいろんな風になってあらわれてるんだよな!根源にあるのはみんな、好き、の一点なんだな!って思うと世界は広いしいろんな人がいるね!オールニーディズラーブ!

 

そんなこんなで、何を言いたかったのかよくわからないまま終わろうとしていますが、うーん、いろんな視点があって、いろんな想いもあって、それぞれがそれぞれに認められながら幸せな未来に繋がっていったらいいな、と思うのと、安田くんの言葉は背後に能動的に文脈を見つけながら読んだら読みやすいよっていうのと、大倉くん元気になって本当によかった、ということでした。

 

押しつけがましいあれこれ盛りだくさんで失礼致しました!ここまで読んでそこじゃねーよ!って思った方!ごめんなさいね!あしからずです(遅い!)

あと最後に言いたいのはレンジャー冒頭で時の流れのはやさを感じてる安田くんちゃーめーちゃーめーに可愛いよ!!!下半期スタートに気付く(しかし間違ってる)くだりの前ね!会員になろう!

佐々部くんに捧ぐ(10/22追記)

スキャナー全国公開が終わりまして、

終了日を勘違いしていた私のあともう一度観に行ってスクリーンの佐々部くんにさよならをしなければという計画はパリンと砕けてしまい、

後悔を残しつつDVDの発売が待ち遠しい日々へ突入しております。

佐々部くんに会いたい!慈愛の眼差しを浴びせたい!

(これからお楽しみの方はたっぷり楽しんでいらしてくださいね!ここはネタバレのブログです!)

 

 

それにしても、衝撃的な映画でした。

予告段階だとか、宣伝の仕方、煽り方では割合メジャー感のある(嫌な風に言うと「よくある」)内容なのかと思っていました。

バディもの、主人公が変人、特殊能力による独自捜査、ほのかな恋模様、「予測不可能な衝撃の結末」…とてもよくある要素が並んでいたし、煽り方もそれに沿ったものだったし、インタビューも萬斎さんの意外な一面と特殊能力に焦点を当てたものがとても多かったので。

映画を観てようやっと、そりゃ言えんわな!!!と激しく納得しました。

逆に、宣伝難しかったでしょうに!!!と労いの言葉をお掛けしたいくらい。

それほどに、観れば衝撃を受ける映画だったと思います。

繊細で、重く苦しく、冷たさと温かさと怒りが混じり合い、「感動」「泣ける」「笑える」で済ませられない、気持ちも体力も使う映画だったなあと思います。

 

一回目、

ミステリーなので一応私も犯人の目星を付けながら観ていました。わりあいメイン寄りのキャストに据えられているからもしや佐々部くんが黒幕ということも有り得るかもね!と、思ってはみていましたが、何の根拠もないアレなので件のシーンではまさか、まさか、まさか…!と心臓が縮み上がる思いでした。

もし佐々部くんが犯人であることを勘づくことができるとしたら「これは誰の思念だ?」くらいでようやっと、じゃないでしょうか…?

胸に手を当て、ハンカチが取り出され、汗を拭う佐々部くんの姿が仙石の頭を過って…

それに合わせて畳み掛けるように心拍数が上がり眼球が前のめりになりました。衝撃度ランキングつけてみるとしたらあそこが第一位!私調べ!

それからずっとドキドキが止まらず、破滅の道しか残されていないであろう佐々部くんのそれでも生きる未来に向けて祈りながら、見つめていました。彼の狂気を焼き付けるようにガッと目を見開いてね!それなのに目が乾かなかったのは高まりで潤んでいたからだよ!どうでもいいね!

それでも、引き金を引いた瞬間には頭が真っ白になり、そのおかげで命尽きる間際微笑みを浮かべた佐々部くんを心穏やかに見送ることが、できたんですけど…

その後、を描いているシーン、やっぱり、「佐々部くんのいない世界」が当たり前のように回っていることへの虚しさ、やるせなさ、が押し寄せてきて。前にもこんな感覚があったなあ、と思い返せば大奥の鶴岡様でした。鶴岡様が自害してから映画が終わるまでずっと、ずうっと悲しかったなあ。比べるものでもないけれど、でも、幸福な思念を脳裏に映しながら息を引き取った佐々部くんだったから、そして仙石さんが「人間は美しいねえ」と呟いた、そのことで鶴岡様の時より、報われた(観ている方の感情が!)感があったなあと思います。

一回目はそういう、起こったできごとと結末と心のぐちゃぐちゃを受け止めるだけで精いっぱいでした。

それで二回目、ストーリーを追いながら回収するための伏線を集めよう!の心持ちで見ましたがやっぱり押し寄せる佐々部くんの悲しみでいっぱいいっぱいになってしまい、見終わってからちいさい疑問をいくつか挙げて振り返って見て、三回目でようやっと自分なりにその答えらしきものを見つけられた…のかなあ…という流れをもって感想混じりの自分的謎解きを書きたいと思います。

 

 

悟はなぜエリカの姿で犯行を重ねたのか?

4人の子どもたちにエリカのことを思い出させるため、という部分が大きいと思うけれど、エリカの人格を自分の中に作るという部分もまたかなりの容積をしめているのではないか…?と。

これはエリカの復讐なのだ、と自分をマインドコントロールし人格の切り替えを行う儀式的な要素であり、もしかしたら「自分が殺人を行っている」という事実を直視しないように無意識の意識が働いていたのかもしれない。

エリカの姿になった悟の中には、エリカがいたのか、エリカを想う兄・悟がいたのか、と考えると、それは全て「エリカというフィルターを通した悟」に他ならない。だからいくら悟がエリカの姿になったとしてもそれはエリカではない、

…って文字に起こすと至極当たり前で周りから見ればそう見る他ない(オカルト的視点を除けば)ですけど…でも悟はそれに気付いていなかった。気付かないように意識が作用していたのかな。

純粋にあれがエリカであったとするなら、あれだけ用意周到に拉致監禁と拷問を行うことは不可能で、場所や道具、小屋から逃げる手段や邪魔者を抹殺する算段まできちんと準備していたこと等そこに悟としての意識があったのは明白。一方で、雪絵を誘拐する際には「道端にしゃがみこんで待つ」というとても不確実な手段を取っていたことに対する疑問が残ります。

現実的な実行手段を考え、準備し、実行している部分は知能としての悟であり、4人の子どもたちの前で見せる狂気のような怒りは妹を殺された復讐の思いに満ちた悟、その冷静さと残虐さの合間に揺らぐ瞬間に「エリカ(としての悟)」が表出していたのか。そう思えばやはり悟自身はこれを悟とエリカ二人による復讐と理解していたことになるのか…。

 

話を戻すと、もし悟もそのこと(これはエリカを通した自分である、ということ)を自覚していたのなら、もっとシンプルに、「エリカは自分の中にまだ生きている」ことの表出、それだけなのかな…とも思います。俺だけはお前のことを想っている。お前の想いが残っていることを俺が証明する。そういう気持ちでエリカの姿になっていたのだとしたら、

(妹を殺されたこと、エリカが死ななければ自分も親から憎まれることはなかった、という主観的な憎しみが多分に影響しているとしても、)

悟もまた、思念を読み取るという行為に近いことをしていたのかなと…親に愛されなかったことと合わせて、そういう点でも仙石とリンクするのかな、と思いました。

 

また、悟にとって「エリカの姿になった自分」というのは、親に憎しみを向けられた幼い自分の象徴なのかもしれない。

エリカが死んで、エリカになろうとしたことで決定的に忌み嫌われることになった悟。その時に、もう、悟という人格の生命は止まってしまったのか。

悟にとって「自分」とは、「木戸悟」とはなんだったんだろう。なぜそんなにも親に憎まれていたのか。両親も心を病んでいた、としか考えられないほどに、愛されなかった木戸悟。エリカが生まれる前は?愛されていた?過去に愛された経験があったから、その愛された自分に戻ろうと必死でエリカの看病をしたのか。

それならば(そうでなくとも)、両親が自分をないがしろにして愛情を一心に向けるエリカに対して嫉妬、憎悪が生まれるのが当然だろうに、悟にはそれが一切見られない。

悟がエリカに向けているのは、ただただ大きな愛情。そこには自分も愛されたいという気持ちが、憎しみに変化せずそのままの形で並んでいる。それが悟の凄まじいところだなあ、と思います。驚くほどに優しく真っ直ぐな少年。親の愛を一心に目指すがゆえに、「自分」という存在が自分の中から抜け落ちてしまった少年。

だから、親戚に引き取られて以降彼の中に残っていたのはエリカの姿をした自分(=自分の中ではそれは自分ではなくエリカである)だけであって、その上に構築された自分は全く違う人格だったのかもしれません。

全く違う人格、ではあるけれど、思い込みが激しく、それなのに人を信じたり頼ったりしないという性格には、周りに縋ろうとして突き放された、真っ暗な闇に突き落とされた経験が形成したものが残っているんだろうなと思います。

 

しかし佐々部くんは本当に頭の回転が速いというか、状況判断能力も優れているし、この生い立ちさえなければ非常に優秀な人材としての人生を謳歌できていたんだろうな、と思うと…

雪絵が自害してからの大胆な行動(仙石に情報を与えてともに捜査を進め、忍が4人目ではないことを直接本人から確かめ、雪絵の遺体を山に遺棄し、亜美を誘拐・殺害しようとする一連)はもう彼にとっての終わりに向かっていたから、ここで自分が犯人だと知られる危険性なんてどうでもよかった、復讐さえ遂げられれば「その先」なんて端から彼の目には映っていなかったから、だろうし、本当にもう…幼い日のあの事件がなければ。両親から愛情を注がれていれば。悟の中でも幾度となく反芻されてきたかもしれないたらればを辿って、切なさが増幅していきます。

「事件が解決するなら、超能力でも科学でもどっちでもいい、それだけっす」

悟は警察になり、手段を得たことで復讐の炎が膨らみ心臓まで燃え移ったのか。それならばまだ、辛い記憶や人へ対する不信感などはあったにせよ、それなりに普通の人間としての幸せも味わった時期があったんだと想像できるけれど、

妹を殺した子どもたちへの復讐、ただそれだけをアイデンティティとして生きてきたのだとしたら、あまりにも悲しい。ささやかでも彼の人生の中に、佐々部悟としての人生の中だけでも幸せな時間があってほしい。

 

大分シーンが遡ってしまうけれど、エリカはなぜボールを返しにいったのか。

このシーンにあるのは、エリカの悟に対する愛情の強さだと感じました。

ボールを返しにいったのは、「約束を守るため」ではないし、一緒に遊ぶためでもない。本当に一緒に遊びたかった相手、悟から叱責されたショックが大きかったことがひとつ。そして、ボールを返す=嘘を回収できる、と思ったのではないか、ということがひとつ。嘘を回収することが悟への誠意であると、幼いながらに思い至ったのではないかと…。遊んでもらえなかった悲しさ、叱責のショック、悟への誠意、がエリカを突き動かしたのではないか、と思います。

そしてその気持ちを読み取り、受け取ることは悟にとっては至極困難なことだったのだろう、ということも。

幼い二人の力では、どうすることもできなかった。あの結末を逃れることはできなかった。

 

 この映画を観て、私が(佐々部くんに関して)感じた唯一の救いは、エリカの思念が真実を伝えた、ということです。あの頃の二人ではどうすることもできなかった、だからこそ。

ボールを通じて仙石は悟に、エリカの声を届けた。悟が見て、聞いていたエリカの姿は、エリカの思念が具現化したもの。仙石が能力を一時的に分け与えた、とも考えられますが、前述したように悟には仙石に非常に近しい部分が(しかも自分の核となる部分において)あったから、ボール伝いであの瞬間悟自身がスキャニングの能力を纏っていた可能性があるのではないかと。だからこそエリカ自身の声を聞けた姿を見られたのかなと。

そういう部分があっての、もっと前提として、エリカの思念がそこにあった、ということは、エリカの魂はまだこの世にあった、ということかなとも思うんです。魂って言ってしまうとまた違うのかもしれないけれど…

残留思念、の定義が難しくて。思念が残るのはそこに強烈な感情や意識の動きがあったからだけれど、それはいずれかは消えてしまうものなのか(いわゆる霊魂のように、成仏すれば消える、とか…)、それとも永遠にこの世を漂うものなのか。そこがわからないんですが、私の中のイメージだけでいうと前者、霊魂に近いものかなあと思っていて。

もし、そうだとすると、という前提にはなるけれど、エリカの思念が消えずにまだ残っていた、ということこそ悟にとっての救いだったのではないかと。

エリカ自身の思念は、「おにいちゃんに嘘をついてしまったこと」。エリカの言葉を信じて、壊れていく、復讐のために生きる兄の姿をエリカはずっと見ていたのか。…ってなると思念ではなく魂のほうに近い解釈になってしまうけれど…

だから、復讐という行為に対してではなく、「悟がずっとエリカのことを想い続けていた」ことには意味があったんだよ、と、そう佐々部くんに伝えたい。

悟の胸の中で燃える炎は復讐、に愛されなかったことの憎しみをのせた色、だったけれど、根本にはエリカへの愛情もあった。

炎に飲み込まれながらも、その根本を失わなかったからこそ、悟はもう一度エリカと会うことができた。声が聞けた。姿が見えた。

そのことで、ずっと苦しんできた佐々部悟は、そして木戸悟は、報われたのではないかと思います。エリカの苦しみも、一緒に。

報われたのではないか、というより、報われていてほしい、という方が正確ですけども…

引き金を引いた後、仙石が悟に見せたのは悟自身の思念、まだ命があるから「生きているものの思念には意思が入る」。

もしかしたら、そこにはエリカの思念も寄り添っていたのかもしれない。

苦しみと悲しみと怒りに満たされていた悟の心が、温かく穏やかなものに包まれて消えていくような、そんな命の終わりに見えました。

 

という、感じで…整合性とか細かいところにうるさい芸人なので、ちょこちょことした(たぶん解消されない)疑問点はあるのですが、大筋はそんな風な解釈をしてやっとこさ落ち着いたところです。けど今これ書いててまたさ゛さ゛へ゛く゛ん゛…!(グスグス)ってなってる。

しかしまあ、佐々部くんが仙石と初対面してから命を絶つまでがたった4日間の出来事だったと、後からパンフレットを観て驚きました。佐々部くん自身血を吐くような精神状態だったんじゃなかろうか、と今更ながら心配してみる。心配…ほんとうに、及ばない心配の切なさよ…私誰だよ…

DVDが発売されたら、エリカとしての悟、の姿はまたひとつひとつじっくりと観たいですが、病室で丸山に名刺を渡して振り向き歩き出す時の怖い顔ももっかいじっくりしたい。ほとんどの時間を、エリカであることを微塵も感じさせず「佐々部悟」として存在していた中で、仙石の「遺族ではない」という言葉、丸山が病院でエリカの名前を口にした時、にほんの僅か漏れ出す動揺(それだって悟の素性を知らなかったらそうとは感じ取れない)は、演じる技術と書いて演技とはよく言ったもんだ!って思うほどでした。そこから最後には一気に溢れ出すんだもんなあ…一人で何役もこなしながらもそれをまた一人の人物に集約させる、みたいな、本当に技術も精神力も要る大変な役柄だったと思います。安田くんの熱演、とっても、本当に、素晴らしかったです。

また、安田くんが出なければきっと私はこの映画を観ようと思わなかっただろうし、こんなに衝撃を受けて心を揺さぶられる体験もできなかったんだなあと思うし、そういうことでも安田くんにありがとうです。おつかれさまでした。

ほぼほぼ安田くんと佐々部くんのことしか書いていませんがキャストの皆様の素晴らしい演技、脚本や演出、キャスティング、なんかもういろいろ!

ありがとうございました!DVD待ってます!

 

 

ーーーーー

追記(10/22)

ようやくスキャナーDVDを手に入れまして、本編だけ見ました。

さすがにもう落ち着いて見られるだろうと前半は余裕ぶっていましたが劇場のスクリーンより序盤から鮮明に顔まで見える”エリカの悟”にそのたび心臓がドキドキし、佐々部くんの最後はやっぱりオエオエ泣きながら見ることとなりました。あと10回くらい見たら涙に遮られずに見られるようになるかな…

で、上記の考察めいたやつに対してまた疑問というか新しい見方ができたので追記。

 

この記事の上の方で、佐々部くんのエリカに対する思いや行動を

『悟がエリカに向けているのは、ただただ大きな愛情。そこには自分も愛されたいという気持ちが、憎しみに変化せずそのままの形で並んでいる。…親の愛を一心に目指すがゆえに、「自分」という存在が自分の中から抜け落ちてしまった少年。』

という風に書きました。

時間をおいて改めて観てみると「自分の”愛されたい願望”を、エリカに愛を向けることで叶えようとした」ようにも見えてきました。

作中、外で遊ぶ子供たちを羨ましそうに見つめる視線を遮断したり、外から帰ってきたエリカを叱りつけ、ボールを返したいという願いもダメだ!と突き放した悟。そこに見られるのが怒りなのか苛立ちなのか。その感情の起因となったのは、単純にエリカが言うことを聞かない苛立ちだったり、それによって自分が親に叱られてしまうと思ったからであったり、本気でエリカの身体を心配する気持ちだったり…そういうものたちが混ざり合って怒鳴るなど強い態度を返してしまったように見えました。

…あんまり上で書いてたことと違わないような気がしてきた…

ううん、映画館で見ていた時は、悟の中での「愛されたい」と「エリカが大事」の二つは別個のもので、平行線上にあるもののようなイメージだったんですが(悟の人格が分裂しているという認識もあり)、改めて見たらもっとそれらがぐちゃぐちゃと、絡み合っているのかな、と思った、ということで…

 

いや、そもそも悟は「愛されたい」と思っていたのだろうか?

言いつけられたであろうエリカの世話を放り出すこともなく務めていたこと、エリカの死後エリカになろうとしたこと、は(エリカへの愛情も含みながら)親に自分を愛してもらいたいから、という願望が根底にあるんだろうなと、そこは変わらず思うのですが、

それにしてもなぜだか「愛されたい!」と強く渇望する気持ちがそこまで感じられない気がして…特に復讐の最終段階においての悟から滲むのは「エリカのため」という気持ちばかり。復讐が進むにつれて強い目的意識が動機を自分自身に刻み付けようとしたからだろうか。

愛されたいのにエリカの世話をすることでしか愛されない…」というフラストレーションだけなら、あんなふうに丁寧に足を拭いてやったり、その後も変わらず辛抱強く世話を続けたり、雨の中探しに飛び出したり…するのかな。どうも、愛されたい自分、よりエリカを大事に思う気持ちの方が強いように思えたのでした。

どうだろう。それらもすべて、やらなきゃ叱られる、と思ったからなんだろうか。思考より行動が先に出てしまう、そうしないと生きられない環境で育っている悟だろうからきっと。

でも、あまりに苦しいから、なんかもう、なんかもう、悟は、どれだけ尽くしても与えられない環境の中、愛されたいという願いを抱くことすら叶わなかったんじゃなかろうか、とそんな風にまで見え始めましたがこれは完全に創作の域~~~根拠がな~~~い。

佐々部くんの幸せをなんとかして見出したいと思うほどに佐々部くんが辛くなるような解釈ばっかり浮かんできちゃう。ごめんよ佐々部くん…

でもなにをどう考えてみても、悟は本当に忍耐強くて愛情が深い(暴走するほどに)男の子だったんだなと思います。そういうのを改めて感じられたり、こんな風に微妙に違う感じ方をしたり、できるので劇場でご覧になった方もそうでない方もぜひお買い求めになってお家での鑑賞をしてみるっていうのをおすすめしまっす✩

ナガノ、ダイバ、カンバン、ダイスキ!

いろんなとこいった8月でした

 

長野・善光寺

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善光寺、付近…なんですよ、全部、ほんとです…

 

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これは東京・KITTE!

同じビル内にある博物館がとお~~~っても素敵だったけど撮影禁止でした、残念。

(鉱物とか骨とか剥製とかところせましと展示してあるんす…素敵なので力強くオススメ)

 

お台場!

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の、レゴミュージアム!

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東京観光ここで終われる!

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他人の生活を盗み見る

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建物のあちこちにレゴのパーツがおっきくなってあしらわれていて興奮です!

 

武蔵小山!へ向かう道すがら

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このお店シャッターも超絶ハイセンスだからどうにかもういっかい観に行きたい

むさことにこまの看板コレクション

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ね!

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…ね!!

 

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看板、すきです。

ヨコハマおまけ

個人的に、内観はべーリック・ホール、

外観はジャックと歴史博物館がとびぬけてうっとりした横浜でした。

お芝居みたく胸に手をあてて「はぁ…」ってやっちゃった、自然と。

べーリック・ホールは滲む光を撮りたくって、

エフェクトをかけた写真もたくさん撮りました。

本編と同じ構図の写真もあるけどアップしちゃおう。

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この家に住める人生ってどんなだろう。

ヨコハマ・ヨーカン(後)

お腹を空かせて中華街へ向かいました

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途中で出会った素敵な具合の建物…

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通りすがりに結婚式場

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テケテケテッテッテッテッテーン!

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平日でも中華街はにぎわってました

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肉まんと「揚げUFO」を食べました

UFOにはキャベツとニラと小さなエビと焼き海苔かな?チヂミっぽい具材が入っていて

サクサクアツアツでとっても美味しかった~~肉まんも具がみっちりで美味しかった~

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自由への逃走

次は日本大通りへ!

目指すはジャック、クイーン、キングです。

 

さっそく

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横浜市開港記念会館、通称「ジャック」

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温かみも迫力もあります

この日は月に一度の大ホール開放日だったそうで、

ボランティアガイドさんが嬉しそうに「ラッキーですね!」と言ってくれました。

ガイドさんも嬉しそうでした。

ふとこういう老後もいいかもしれないなぁ、とか、思いました。

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シンプルな部分と細かな装飾の部分がバランスよく配置されて、

あっさりしながらも目を引きます

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照明が可愛らしいんだなぁ

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天井にもところどころ、こんな細やかな装飾が。

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黒船の来航です

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丸みがふんだんに配置されて、外観同様、

美しさとひんやりとした雰囲気の中にも温かみを感じました

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続いて、

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「キング」神奈川県庁本庁舎

ずっしりと重厚な出で立ちです

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ちょっとだけ小学校を思い出します。

こういう廊下は緊張と高揚を呼び起こしますね

エレベーターで屋上へ上ります

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気持ちの良い景色が眺められます!写真が雑でごめんね!

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こっちの方に意識が行ってしまったんでした。

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華麗なる一族」のロケ地なんですね。のぼりがいっぱい立ってた。

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そして最後は

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横浜税関「クイーン」

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突然のゆるキャラ

中に入ってみると、密輸入の手口を再現したものや偽造されたものがたくさん…

そうだね、税関だもんね…

なんだか胃がずっしり重くなる展示室でした

しかしキング、クイーン、ジャックとはよく名付けたものだと。

まさにキングはキング然としていたし、クイーンもジャックも同じく、でした。

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一番上まで上ってみて、

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背後から警備員さんに声を掛けられて跳ね上がってしまいました。

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こういうお店を楽しんでみたい!

次はお隣の駅、馬車道へ。

駅から馬車道商店街の方へ向かうと、

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思わず声をあげてしまいました。なんて荘厳な!なんて美しい!

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惚れ惚れするオモテです

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離れてみても近くで見てもいい。胸がいっぱいになるような美しさ。

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中は歴史博物館になっていました。

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ペリーたち

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こちらも周りに素敵な建物いっぱい。

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彼が小太郎くんなんだろか

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最後にみなとみらい駅へ。

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お空のファスナー!

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いろんなところに観覧車です

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いちにちじゅううっとりと楽しかったです。また行こう!

ヨコハマ・ヨーカン(前)

横浜にいってきました。

電車でウトウトしてたらあっというまよこはま。

しかし前日に思い立ち、地図も用意せず行ったもので、

果たしてこっちであってるのかしら?と不安に苛まれながら坂をのぼります

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ナイトメア・ビフォア・クリスマスのウギー・ブギー

猫の美術館を発見しましたが休館日でした、が、味のある猫さんたちが迎えてくれます

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味まみれ…

今度は煉瓦造りの何らかが崩れた跡に遭遇しました。

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パッと顔を上げたら最初の目的地だった

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エリスマン邸

スイスのエリスマンさんのお宅を再現したものだそうです

入ってすぐに彼が

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お出迎え。

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中には家具や模型が展示されていました。

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なんてセンス…!

 

エリスマン邸を出て、道路を挟んだ向かいに次の目的地が。

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べーリック・ホール

イギリスの貿易商べーリックさんのお宅だそうです。

外観を見た時は建物と木々の南国感のギャップに?でしたがまあ、

中に入ってびっくり。

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あんまり美しくて自然に、溜め息と声とが漏れるほどでした…

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うっとりするほどシンメトリー…

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思わず顔も知らない人たちの晩餐会に想いを馳せたり…

そんなロマンチックなことを、したくなる空間です。

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ロマンチックな階段をのぼります

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子供部屋、もう、もう

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うっとりが爆発した…

あんまりに素敵で…

私が子どもだったら、いや結構いい年になった今であっても住みたい。この部屋に。

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凝視

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応接間、カーペットがとっても可愛い。

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こおんな素敵なバスルームが併設されています。

使用したいね!

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寝室です

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それぞれの部屋で光の量が違うから、

それだけでも表情ががらりと変わります

書斎のタイプライター

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台所と、食堂

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ああもう本当に素敵だった。

平日の午前だったから見学客も少なくて、じっくり満喫できて至福だったです…

悔しいけれど自分の撮った写真ではあの美しさをお伝えできないので

是非実際に足を運んで体感するのをおすすめ!します~

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なんてセンス…

 

この周辺にはたくさん、古い洋風建築があるので

ぶらぶらしているだけで目が楽しいです。

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これはカフェレストラン! 

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山手234番館

外国人さん向けのアパートメントだったそうです

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給仕さんのミシン。

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給仕さんの宝箱、…じゃないか

建物を出てすぐ、存在感のある公衆電話。

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彼、どこかで会った気がする…

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ガオー

ブエー

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これはレストラン、

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アパート!

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外国人墓地の資料館

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ブヘエエー

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山手111番館

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スイレンが2階から顔を覗かせそう

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褪せた美しさって素敵

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みなとの見える丘公園で港を見て、

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すごく、物思いに耽っていらした

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元町を後にします

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味…