やすばすく

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ハロコンいってみたい方への現場参加フロー

ハロコンは初心者にとても向いてる現場だなあと思ったのですが参加手順知らなければ向いてるも何もないので諸々の参加フローをここに記録す。

 

◇とにかくいろんなグループ見てみたい

◇コールとか振り付けとかは知らないから客席で浮いちゃわないか心配…

と言う方は『ハロコン』がおすすめ。

ハロプロ所属のグループを2つのチームに分けて、チームごとのコンサートで全国を周るツアー。こちら界隈で言えば、「濃縮版カウコン」みたいなもん。いろんなグループが出る分、知らない曲あっても当たり前〜のテンションで参加できる。

◆おすすめポイント

・とにかくたくさんのハロメンハロー!プロジェクトメンバー)のパフォーマンスが見られる。グループごとの魅力の違いも、グループの垣根を超えたわちゃわちゃも楽しめる。

・ファミリー席なら比較的落ち着いてコンサートを楽しめる。

・チケット購入前に座席がわかるので、予め双眼鏡必要かなど予想が立てやすい。(席が選べるわけではない)

◆チケットの取り方

ハロプロオフシャルサイトから販売サイト(オデッセー等)に飛び、一般発売からチケットを購入。

http://www.helloproject.com/event/concert/

②支払いと、当日までにコンビニ発券する。

◆注意点

・チームエースとチームBがあるので、チケット買う際は見たい方のグループか?よくよーく確認する。

・会場ではグッズ販売あり。各グループが直近のツアーで販売していたグッズなどが買える。ただし公式アプリからしか購入ができないので、何か買う予定があるならアプリの予めの設定は必要。(現場で焦ってやろうとしても電波悪くてできなかったりする)

・人気のグッズはわりと早く売り切れちゃう。Xにグッズオンリーの公式アカウントがあるので、事前にチェックしておくのがよろし。

・開演前からいろんなオタの推し名前叫びがあるのでびっくりするかもしれない。名前の呼び方にも一定の型があるので、観察してみると面白い。

・ペンラは公式かキンブレ持ちが多い。会場でも買える。顔より高い位置で振らないでね、はどの界隈も同じ。

・コールはしてもしなくてもいいけど、したら楽しい。結構簡単な繰り返しで規則性があるので、なんとなく周りに合わせて声を出してみると楽しさ爆上がりするのでぜひ。あといろんなグループのコールが聞けて面白い。

 

といった感じなのでちょっと気になるな〜って方はぜひ!

 

20240106THREE OF US〜こんにちは!プロジェクトいったよ〜

初めてのハロコンに行きました。

時は令和6年の冬、どこにでもある立川のステージガーデンに佇むオタク2人組!

(別グループ推しのフォロワーさんに一緒に入ってもらったんですけど公演後に語り合えるの楽しすぎて充実度増し増しだったという話はまた別のお話。)

 

これまでは「すこしでも推しを多く見られる現場に行きたいよね〜」の思いから単独現場一辺倒だったのですが、ハロコンでのアンジュてどんな感じやろか?の気持ちが湧いてきたのと、フッ軽レベルがめきめき上がったこのタイミングでのハロコンデビュー。

でっかく感想を言うと「推しが湧き出る幸せスポットじゃん」でした。

ステージ上にどんどんどんどんキラキラの魅力的な人たちが出てくる。それだけですごい迫力。あまりに多くて最初どこを見たらいいのやら!状態だったけど目が慣れてくると飛び出て目に入ってくるハロメンが定まってくる。私はアンジュ目当てで行ったけど最後には松永里愛さんが気になって仕方ない人間になってた。

 

まずコンサートの仕様としては、

全員で1曲

→あいさつ

→グループで2曲ずつ

→シャッフルユニット前半

→ちょっとしたMC(2名)を挟みつつ

ハロプロダンス部

→シャッフルユニット後半

→全員で1曲

→お互いに別グループの曲やる(雛壇あり)

→グループで2曲ずつ

→あいさつ

→全員で1曲

の流れ。計27曲。観たわ〜〜〜!!!って思わず口からこぼれる満足度。フルサイズじゃなくても、いろんな曲が聞けるの楽しいし、オタクのいろんなコール聞けるのも楽しい。覚えて一緒にやると楽しさ倍の倍。

立川はスクリーン小さめだったので3階席は双眼鏡必須だな〜と思ったけど、スクリーン見ててもずっとかわるがわるの魅力が映し出されるので飽きない。

ちなみに今回はファミリー席で3階一列目中央だったので視界は非常に良好でした。落ち着いてゆったり楽しみたい人にはファミリー席最高。いやハロメンのパフォーマンス観てる間は落ち着いてられっか!!状態だけど。目が己の機能越えて働こうとするから。

 

以下、私の心が躍った箇所です。

オープニングアクト

・研修生ユニットちゃん可愛い。恋クラ聞くだけでテンション上がる。楽しい。ユリヤちゃんがスベり芸を嗜むお方とは…ギャップがすごい…あとオープニングアクトはいつも何のアナウンスもなくしれ〜〜〜っと出てくるからめちゃくちゃ慌てる。(開演前は目を瞑り精神統一してる系のオタクが故、客席の歓声で気付いて慌てて準備する)

 

全体

・まじで全グループ「このダンスしながらこの歌のクオリティー保ってるのどういうこと??」と思うくらい歌が上手い…。パフォーマンス力の土台ができてるって、ほんとにすごいこと…見えないところでどれだけ努力していることか…としみじみ思う。

・衣装が三グループ三様でとても素敵。配色統一しながらもこの人はこういう形だからこういうキャラクターなのかな…とか推測するの楽しい。

・一曲目が全員での『明晩、ギャラクシー劇場で』なのテンションどん上がりでディスイズハロエンタテイメント!!!みたいな多幸感ある。

 

アンジュルム

・アンジュの白黒衣装、それぞれのメンバーに似合っててめ〜〜〜っちゃ好き!!

・2着目のメンカラ衣装は一発でメンカラわかるのこういう場で最高のプロモになるな!!と感心した。

・アンジュ冒頭が『アイノケダモノ』『RED LINE』のつよつよ曲連発でさすがハローの猛獣王である。乙女狩りである。

・『悔しいわ』のラストたけちゃん無双だったとこ、メンバーでリレーする形式でぐっときたし、1人で歌いきってた竹内さんまじ偉大なる先輩すぎる。

・かっこいい曲も楽しい曲も盛り上がる曲もあったけど、アンジュの表情豊かさはすごい!表情もパフォーマンス、をめちゃくちゃ体現してるしそのバリエーションが豊富なグループだと思う。キメ顔はもちろんあるけど、その時の感情だったり曲に引き出された表情みたいなのも真っ直ぐ表現に乗せてるのがとても魅力的。

・『ライフイズビューティフル!』のオフはいらない件が漫談化してきてて面白い。ハロ随一の独自の生態系、それがアンジュ……

・かみこが全体挨拶、仕切りしてるの見ると、アンジュのリーダーになったんだな…ということだけでなく、なんだか「ネクストステージに入りましたね!」感あってしみじみする…ハロプロへの愛めっちゃ感じる…そして尋常じゃなく美しい…何回見てもかみこの造形美は夢かと思う。

・かわむは白衣装が天使ちゃんで最高に似合ってる🪽シャッフルのはななソロパートを見守る表情が母であった。そしてかわむが入るとそのグループの安定感が爆増しする。かわむ自身のレベルの高さがグループ自体を包んでまとめるような感じで、やはり母…

・りかこは笑顔いっぱい!!!顔芸レベルの表情バリエーション!!!隙あらばファンサ!!!絶え間ないハロメンへのアイコンタクトとリアクション!!!といった具合でエンタメの塊だった。楽しみたい!と楽しませたい!を心に強く持ってるんだなと感じるし、それが周りも明るくするんだなって感じる。そしてこれだけの人数がいるステージでもガツンと目を惹く存在でもうyou're my Destiny…と思い知るよね。

・れらぴの安定感、いつなんどきもどこにいても「鈴蘭は鈴蘭」と感じさせる落ち着き、結構稀有な存在ではなかろうか。れらぴの自己プロデュース力の高さ見てるとれらぴプロデュースのアンジュ公演見たいなって思うね…

・りんりんはどのユニットにいたって一発で判別できる真っ直ぐな歌声で、それがアンジュの外に出た時にはまた違った響きに感じた。シャッフルがはななと同組で、すごく先輩み感じた。天才コンビの先輩後輩のこれからが楽しみすぎる。

・しおんぬはこの日不在のわかなちゃんパートカバーしてる場面が多かった気がするんだけど、急遽のことでプレッシャーだろうに完璧にキメてくる精神力と力量の素晴らしさ圧巻。けろちゃんとのMC時は突然Juice曲を披露し始めてこれが世に言うしおんぬ大暴れ…というのを他G推しの方々にもお披露目できたことと思います。精神力。

・けろちゃんこの日ポニテ&前髪流してるのがすんんんごい似合ってた!!!クールさが増す!表情のニュアンスも、普段と違う曲やってるから新たな魅力として滲み出てるし、歌声に安定感がある。MCに感想に話す場面も多くておっとり感が癒しだった。

・ぺいぺいはこの日ステージ上随一のイケメン担当であり、憂いを帯びた表情、冷たさのある色気、細かにビブラートのかかる歌声、どれをとっても破壊力抜群だった。一緒に行ったフォロワーさんも驚くイケ度だった。特にユニ曲での振り向きざまの表情、完全に乙女スナイプ。

・ゆっぴょんはにっこにこ☺️の表情がスクリーン抜かれることが多くて皆さんこの孫感をご堪能あれ!の気持ちと同時に、もっともいもいワイルド編も見てくれ!!!そのギャップが真骨頂なので!!という思いもあった。ヒールもあるけど並んだ時に身長がりかこ抜いてて驚愕…!

・はなな、復帰が今回のハロコンツアーだからきっと振り入れも大変だったろうに…とか開演前は思ってたけどにっこにこでパフォーマンスするはななみてたらめちゃくちゃ元気貰えて、これはこの人の紛れもない才能だな!!とにこにこしながら思いました。ユニットとか緊張してる感があったけど、アンジュメンがそばにいると安心した表情になってて孫である。

 

Juice=Juice

・Juiceはとにかくハーモニーすご!!なんだけどるるちゃんとれいれいの歌の凄さというのはこう、歌声の美しさに加えて技術力とセンスよな…と、余裕たっぷりのフェイク聴きながら実感した。ハモありきで曲できてるのも技術力の高さ故なんですね…重なり合わさる歌声こそがグループの個性…

・Juiceの衣装はみんな脚長…!!スタイル良……!!!???で衝撃だったんだけど特に黒パンツの2人はもうかっこよすぎだったんだけど特段イケちらかしてた松永里愛さんに「そんな!!!あなたがそんなイケメンのお国の方だったとは存じ上げず!!!大変失礼いたしました!!!」の気持ちで釘付けでした。

・松永里愛さんのダンス、バチバチにビートが効いててすごくかっこいい。すごく、かっこいい。表情のクールさと相まってすごく、かっこいい。止め、の時のタイム感というか、リズムの取り方がすごく、すごくかっこい以下略。私さ、たぶん自分のリズム持ってる人を好きになりがちなんだよね…と遠い目になる発見を松永さんのおかげでできたわけです。かっこよ。しかし途中MCで遠藤さんと出てきた時は2人揃ってヤンみ強めのギャルで楽しいなオイ!!!となった。(遠藤さんはそれでいてしゃべりがほわっほわでギャップにキーンだった)

・れいれいちゃん美しすぎて生きてる次元が違うと思った。あんな完璧な御顔ある??それでいて歌声かっこよ〜〜なのはずっちーな!と私の中の山本高広さんとあの日のエイトが言ってる。

・えばちゃんなんかぴかぴかしてる…!幼児みたいな可愛さ…!Juiceが基本的に「綺麗なお姉さん集団」なのでぴかぴか可愛いの目立つ…!

・あーりーちゃん、最後の最後感想を「植村あかりです!」で締めてて終わりの始まりだった。これが世に言う天然モノのあーりーというやつか…しっかり者美人ビジュで天然…強え……

 

OCHA NORMA

・オチャちゃんの曲は転調リズム変化がえっっっげつなくてえ?この曲を踊りながら歌ってるの?どんな修練を積んでるの??と感心するレベル。メンバーのプリティーみがめちゃくちゃ強い。けど曲がトリッキー。その融合により特殊空間が生まれるという感じ。

・筒井さんめちゃくちゃ歌割り多くないか!?!?が新たな発見。メンバーそれぞれ声が個性的でおもちゃ箱感あって楽しい。

・個人的に同郷の中山夏月姫ちゃん応援してる笑顔がカワイイ〜!!!きっと哀愁系の曲も似合うんだろうな…とふとした時の表情などで思う。ふくむらさん系統を走っていきそうな雰囲気感じてる。

 

シャッフルユニット、ダンス部、曲交換

・まさかロックの定義が聞けるなんて!で沸き沸きだったし、里愛さんけろちゃんみくさんのクールなパフォーマンスがメチャカッコ良だった。

・あーりーかみこであやや曲ってあまりに可愛い!煽りが可愛い!客席の、コールが染み付いてる感じめちゃ楽しい!!!

・ハモ選抜みたいな中にれらたんがいるの嬉しい。歌声に特徴出しながらも外さない強さ。

・りかこは曲における表情のキメまでもが振り付けであり、しかしそれが形式ばっているのではなくその時の感情、解釈をのせているのでパフォーマンスがいつも"生きて"いるのです……っていうのは終演後に言葉に起こしたことでありユニ曲中は「んぎゃーーーーかっこいい(泣泣泣)」だった、切ない曲はきゅんとする表情満載で好きーーー!!!

・ダンス部パフォーマンスはカッコいいに全振りでもうそらとびきりかっこよかったのです。これは昨今の女性ファン増加に伴いかっこいい要素・需要が増えているのではないかというところでこういうのがもっともっともっと世間に認知されてほしい!!!『怪物』のYouTubeがりかこ推しになる決め手になった女が言うので説得力があります!!!

・ダンス部のときのりかこはまさにカッコいいに全振りしてるので心拍数上がってどうしようもなくなる!最近可愛い多めだったので!!!

・体を動かすタイム感、表情を変えるタイミング、その核にりかこ自身のモットーや表現意図、そしてセンスがあるから、ただダンスが上手いとか表情がいいとかだけじゃない、心に訴えるものがあるのがりかこのダンスだなと思う。

・『お祭りデビューだぜ!』カバーのアンジュの煽りのうまさ天下一品。

・Juiceが『大器晩成』やってる後ろの雛壇のアンジュの「マイク入ってないのにうるさい」感が最高。一サビにつき6回のジャンプが発生する、その全てを座りながらわちゃっとジャンプする賑やかなアンジュのみなさん、という映像の多幸感たるや。客席より楽しんでいるあなたたちを見るのが楽しいよ!!

・そしてジャンプごとに(顔含め)バリエーション出してくるりかこほんとに存在がエンタメ。一回跳び逃してかみこにめちゃくちゃつっこまれる。

・そんなかみこはJuiceに煽られて最後ソロダンス披露するもそのやけっぱち感がめちゃおもろだった。ノリだけで乗り切るその意気が好きだ!!

・はなな、途中で足で16ビート刻んでて、そういう!リズムを愛してる人が私は好きなんだよ!!!と本日2度目の雄叫びであった。

 

 

総括、ハロコンめっちゃ楽しい。これだけのキラキラ人とハイクオリティなパフォーマンスとたくさんの曲を見れるってお得感半端ない。最近心ときめくことがなくってね…と言う人はぜひ足を運んでみてほしい。推しが見つかるから。「この人気になる…」から転がるように動画を見漁り始める楽しい未来はすぐそこです。そう、ハロコンに行けばね。

私が格闘家だったら入場曲にしたい楽曲選手権~アンジュルム編~

「休みのうちにできそうな仕事やっておこう」とカフェに出かける(外の方が集中できるため)社畜マインド萌芽期の私でしたが、推しGの曲を聴いているうちに「自分がリングインする時にこの曲かけたいな!」と思い始めたが最後、入場曲を考えることで午前を使い果たし、仕事はひとつも進んでいないのでした。まだ社畜ではないようです。

 

私が格闘家だったら入場曲にしたい楽曲選手権~アンジュルム編~

 

■I 無双 Strong!

これはもう絶対強い。人気も強さも兼ね備えたスター選手にしか許されない入場曲。I’m strongだし。無双だし。「こんなもんじゃないぜ私の限界」って主人公感つよつよである。

 

■人生、すなわちパンタレイ

哲学的台詞で入ってくるじゃん。リングまでの道のりをフード被って目を閉じて歩いてるよたぶん。試合中も終始冷静であまり表情を崩さないクールなタイプの選手で、勝ったら哲学的コメントを残すよ。たまに哲学的すぎてザワ…(どういうこと…?)ってなるよ。

 

■恋はアッチャアッチャ

3曲目にして変わりダネかよ、という感じですが想像してほしい。周りがゴリゴリのロックとかHIPHOPとか(たぶん)に乗って登場する中、エキゾチック感満載での登場。そして多分踊りながら登場。ただものじゃない感すごいし、戦い方も独特のスタイルを持っている(舞うように戦う)のでファンが多い人の登場曲ですよ。

 

■次々続々

え~~~かっこよすぎじゃない???この曲での入場かっこよすぎじゃない?周りから見れば相当に強いのに常に己との戦いに挑んでいるストイックな選手の曲。従者引き連れての入場ですよね、個人的にアンジュ曲で一番入場曲にしたい曲。

 

■大器晩成

会場がド盛り上がる入場曲!!この選手のファンならずともこの入場曲には沸き立ってしまう。正統派かつポップさもある選手だからたぶんテレビ出演とかも多くて、格闘技界隈以外のファンを引き込む役割を果たしているよね。負けてもカラッと笑顔で「ああもうめっちゃ悔しいわ!」とコメントするタイプ。それまた別の曲。

 

■出すぎた杭は打たれない

世界観やビジュアルにも拘りがある(とはいってもV系なわけではなく、徹底したクールなキャラクターという感じ)選手で、もしかしたらヒールの役割も果たすのかもしれない。この選手のファンは会場に来る際はもちろん自らの服装含めビジュアルを整えてくるんだけど、私服の時もその雰囲気がちょっと漏れ出している。

 

■ドンデンガエシ

デビュー当初は負けてばかりだった選手がこの曲を励みに鍛錬を積みついにベルトを賭けた試合に臨む時、響き渡るこの曲にファン号泣。曲名にふさわしく、やられてもやられても立ち上がる粘り強さと気合を持った選手の入場曲です。

 

■ハデにやっちゃいな!

これはもう圧倒的女性人気を誇る女性格闘家の入場曲です。ファッションセンス抜群、SNSのフォロワー数が格闘技界屈指を誇り彼女に憧れてこの世界の門を叩く女子も多いわけです。TGCとか出ちゃう。

 

魔女っ子メグちゃん

魔法少女なわけですけど、そういう所謂「イロモノ」とされる選手であっても彼女は相当に強いんですよ。とにかくスピードと技の豊富さ。トリッキーな技を次々生み出す。反射神経が素晴らしく、敵の攻撃を避けに避ける。入場時のファンサがすごい。最初はアンチだった観客も気付けば彼女のとりこになっている。リングコスチュームが毎回美術作品。知世ちゃんが作ってんのかな?というレベル。(カードキャプターを参照)

 

■アイノケダモノ

王者じゃ~~ん!!!王者曲じゃん!!!でも正統派ではないんですよね、言うなれば異国の強者がジャパンのリングに殴り込み!みたいな雰囲気。でも日本人選手です。パワーがえげつない。技をまともに食らうと一発ダウンしちゃう。この選手と魔女っ子メグちゃんの選手の戦いはメインマッチではないにも関わらずその日の観客の心をかっさらう名勝負となりました。

 

あ~すごい。曲聞きながら書いてますけどテンション上がる。リングインしたい。

とかいうことを、格闘技経験ゼロなのに言ってるのが怖い。そもそも格闘技をほぼ見たことないのにこれを書いてる時点で怖い。(痛そうだから見られない)

20230334佐藤優樹さんがそこには、いた。

仕事の都合で絶対に行けないと思っていたまーちゃんのリリイベにまさか行けることとなり、あまつさえお見送り会にまで参加できた喜びを記録します。

※MC内容の順番は合ってないです、内容も定かでない部分ありますが…覚えてる内容から書いてます

 

2023年3月24日金曜日、雨。リリイベに行くなはたぶん、K&K以来だと思われる。当時CD販売が11時から13時半に変更となったからもしかしたら買えるかも…!と人混みを忍者さながらすり抜けてMAX早足にてサンシャイン噴水広場を目指す。すでに14時半ごろ。

販売ブースらしき場所は閑散としておりテーブルの上には何もなく、販売員の方々も談笑してるしこれは間に合わなかったな…と思ったら買えた。発売日前だから予約販売であったがゆえ、テーブルの上には何も積まれていないというからくりであった。

その場でタワレコのサイトを通して購入。現金払いもできた。現物は後日渋谷タワレコ受け取りか郵送(送料900円)。渋谷店のみはなかなか辛い条件ですね…と思ったけど渋谷でのリリイベも行く人にとっては都合がいいですね、と思いながら私は郵送してもらう。

 

立ちで待つのは2時間が限界ぞ…と思い、さっと腹ごしらえして開始2時間前再び噴水広場へ。ステージ前と両脇は優先席(事前にCD予約していた中から抽選で当たった人)なのでまだ人はちらほらで、その周りはすでに人が包囲。B1は人の間から見るのも厳しそうで、2階も入る余地なさそう、3階のサイドはまだ余裕があったので、ステージ向かって右手後方を確保。隣の女性は快く「どうぞ」と言ってくれて、というか女性の割合が高い高い!少なくとも半分、もしかしたらそれ以上女性だったかもしれない。みんなおしゃれ…大人の女性もたくさん。

 

座り込みでの待機は禁止。スタッフさんが注意にくる。イベント中(まーちゃんがでている間)は録音撮影禁止。スクリーンではMV、表題曲2曲がエンドレスで流れている。

開始10分前、スタッフさんから諸説明。油断してたら5分前くらいにまーとダンサーさんがぴゃーってステージに走りでてくる。あっ!!!?!?そうだった!!!リリイベは!!!直前リハが見られるんだった!!!

まーちゃんはお客さんを見て「わー!!」とお喜びになり…DingDongをワンコーラスほど披露。手拍子の中踊るまーちゃん…が…そこにいる…!って思ってたらあっという間に終わって手を振りながらまたぴゃーって裏に戻るまー御一行。そんな走らんといかん?って勢いで走るまーちゃん可愛い。(もうこれ以降は可愛いを延々と言います)

 

再びスタッフさんの説明が入り、まもなくイベント開始。最初は上々軍団鈴木啓太さんとまーの影ナレ。音響響いてあまり聞き取れないが、楽しそうなのは十分に伝わる。そしてまーちゃんがステージに登場!!

卒コンのラスト衣装のような黒くてキラキラとした衣装がとってもよく似合っているまーちゃん。遠目にもめっちゃ可愛いとわかる。そしてめちゃめちゃまーちゃん。まーちゃん感はソロになっても全く変わらず、でも、緊張してるんだろうなっていうのが伝わってくる。

 

啓太さんにMC依頼の連絡が来たのが「今朝」とのことで、そんなことある!?

その後渋谷のリリイベも「啓太さんが来ます!」とその場でオファー(というより強制)して断言するまー。断りはせず笑っていなす啓太さんのお兄ちゃんみ強い。

そして、裏で今日は「お客さん3人しかこない」と言っていたというまー。出てきたらたくさんのお客さんがいたので「わー!!!」だったらしい。

 

新曲について聞かれたまー。今回は表題曲+通常盤カップリングの計6曲。5曲と言い張るまー。6曲である。忘れられてる曲がかわいそうだからやめて!!

DingDongの第一印象は「レトロ!」昭和というより大正の感じらしい。(啓太さん訳による。まーは「江戸!」など言っていたように思う)結論としては「ネオン管」に落ち着く。ネオン管について熱心に説明し出すまー。曰く「くねくねしてるのが、ピカピカって光るやつ」。20代はネオン管知らないよ!!!と繰り返すまーであったけれど、恐らく知ってるよ…!レトロ流行ってるんだよ…!ということを特段気にしない無邪気さが好き。

 

ロマンティックの印象は、曲自体は「赤、白、黄、オレンジ!みたいな感じ」なんだけれど歌詞は「茶色とか、もっとドスのきいた色」だそう。ドスの効いた色って聞いてしばらく時間の経った血溜まり、しか思い浮かばなくてごめんね…絶対まーのイメージと違う…

つんく♂さんの描く女性像として、DingDongみたいな方には会ったことがあるけど、ロマンティックの感じの人には会ったことないまーちゃん。イメージだけでなく、実際に出会う人たちからきっとたくさんのことを感じとっているんだな(しかもそれはまー独自の視点なので、同じ人と会ってもまーの感覚で吸収するわけで…)と思った。

 

今日ついてくれているお二人の女性ダンサーさんの紹介(本人ステージ上不在)をするまー。呼び方について熱弁するまー。後方にいたがためにダンサーさんよく見えなかったので全力で想像しながら話聞いてました。すごい素敵なダンサーさんだと思う。たぶん。呼び方についての情報しかわからなかったけどたぶんそう。

 

歌詞を忘れちゃいそうだからMCちゃっちゃと終わらせて早く歌に入りたいまーちゃん。裏でも歌詞覚えてるところを「鈴木啓太さん邪魔するんですよ!!」。緊張和らげてくれる啓太さんのお兄ちゃんみ強い(2回目)

早く終わらせて誰よりも早く帰る宣言をするまー。みんな早く帰りたいと思ってる!との暴論を展開。統計とってください!!!

 

歌詞間違えます!宣言の上で、「間違えたらみんな、ズコーッ(後ろにコケるジェスチャー)ってしてww(わらわら)ってして!」という高難度の団体芸指示。いやそもそも発売前のカップリング曲の歌詞の正解がわからん。あと「wwする」って動詞初めて聞いたし声出しなしの状況での「ww」表現激ムズすぎる。世界を表現する塊、佐藤優樹のオタでいるにあたって私も表現力を鍛えていかねばならぬと思いました。

 

表題曲2曲に加え、プラスティック・ジェネレーション、愛のサバイバー(たぶん)も披露。曲によって表情や纏っている雰囲気も変わるのがまーちゃん!という感じで、可愛くてかっこよくて大人っぽくてとっても素敵。随所、にこにこと会場を見渡すまー。上階のほうもゆっくりと視線を巡らせてくれる。その、上の方を見る目がとっても優しくキラキラとしていて胸がぎゅとしました。(双眼鏡勢)

個人的には武道館の2階席端から双眼鏡で見ていたまーに振り向きざま撃たれて以来佐藤優樹の扉に吸い込まれた経緯を持っているので今回はその時のこと思い出してしみじみとしました…

 

カップリング曲披露終えたらだいぶ緊張は和らいだ(たぶんまだ緊張はしてそうだったけど)まー。逆に啓太さんは緊張しているという。

ま「なんで?」

啓「急に呼ばれたからだよ!」

ま「ちゃんとした格好で来れてよかったね!」

他人事!!!

新曲のことを深掘りで聞こうとするも、違う話をしたがるまー。

啓「新曲の話しなくていいの?」

ま「大丈夫!」

たぶん大丈夫じゃない!でもオタ的には大丈夫!!曲のことはまーの歌とパフォーマンスで感じ取るので!!!

 

MCではモーニングメンバーの話題も!

今日のイベントについてメンバーから連絡あった?と聞かれ「ひとりだけ、あの〜、青色の人なんですけど…」なぜかしばらく個人名を伏せてメンバーカラーで話そうとするまー。その人たち、絶対名前出しNGじゃないよ!!!

青い人から、「6曲あるってことは、歌詞も6通りあって、ダンスも6通りあるってことだよ」と説明されてなるほど〜と思ったまー。「青と赤が、あの〜でも赤じゃないんですけど…(イタリアンレッド)」2人がダンス練習に付き合ってくれた。2人ともすっごく上手に踊る。そしてスパルタ。それぞれの感じで厳しい。(まーちゃん違う!佐藤さんこれはこうです)

ま「あゆみんがめっちゃ優しいと思ったのが、」

啓「普通に名前出すんだ」

(さっきまでのこだわりいずこ)

ま「まさきがかっちゃんに見られて踊るのが恥ずかしいっていうのを、あゆみが途中で気づいてくれて。それで電気消して暗くして、「まーちゃんこれなら誰からも見られないからね?」って。その時ほんとに、……怖!って思いました」

啓「優しい!じゃないんだ」

会場(わかってくれすぎて怖いってことが嬉しいんだよね!!わかるよ!!)

 

ソロ活動始めてから、周りがどれだけ自分をフォローしてくれていたかわかったまー。

「こういうMCの時とかも、いままではおだんごとか、はるなんとかが喋っててくれたんですよ。一人になったらこういうのも全部ひとりだから、今まで助けられてたんだなってわかりました」

ラジオのコメント収録でもそれを痛感。1分のコメントを何本か撮るという収録。今まではメンバーが上手にやってくれて、数分?1時間?で終わっていた。

ま「この前一人でやったら、5時間かかって!帰ったらもう20時だったんですよ!!!」

啓「いや何時開始か知らんし」

(にしても5時間は震撼…)

 

ソロデビューを果たしたまー、その感想を聞かれるが、まだ実感は薄い。

啓「これからやってみたいお仕事はあるの?」

ま「あります!バイクレーサー!!!」

職種の転換!!!!!

ま「ぎゅーん!って曲がったりして走りたい」

啓「風を感じて走りたいってこと?」

ま「風を感じて走りたい!!」

(力強い復唱)

どこ由来での夢なのかはわからないし、ケガとかケガとかケガとかめちゃめちゃ心配だけど、まーならやってのけてしまいそうなのが怖い。(才能が)

啓「それじゃデビューしたのに意味なくなるでしょ!デビューして、やりたいことはないの?」

ま「…これ言っていいのかな…」

啓太さんに耳打ちするまー。聞き返される。再度耳打ち。再度聞き返される。たぶん、聞こえないんじゃなくて理解が追いつかないの聞き返し。

ソロデビューして、やってみたいことは、

ま「野球式!」

啓「始球式ね!!」

ま「野球式じゃないの?」

野球式じゃないです。

WBCを見て感銘を受けたまー。「あの〜大谷選手?の投げる球の速さ、163キロですよ!?!?」と興奮。でも自分が投げて届く自信は全くない。

啓「牧野まりあちゃんとかやってたよね」

ま「まっきーはもう、すごいから!まっきーが投げるのに後ろからついていきたい!」

始球式で投げない、という仕事を得ようとするまー。

啓「ついてくだけ!?」

ま「投げるの見てる!ボールがこうやっていくのを…」

まーちゃんはピッチャーとバッターの間を見られる位置にスタンバって球の速さを真横から見てみたいらしい。すごい危険な位置!

ともあれ佐藤優樹さんの投球式は会場を温かなまーちゃんワールドで充してくれると思いますので関係各社、何卒お願いいたします。もしくはまりあちゃんの付き添いとしてお願いします。願わくばその付き添いであゆみんもキャスティングしていただけるとありがたいです。どういうこと?

 

4曲+MCもたっぷりであっという間だけど密な30分間。その後は会場セッティングの後、お見送り会。黒マスクをつけたまーが再度登場。

噴水前に長机が一つ置かれて、その前にベルトが張られる。パーテーション類は無く、距離150センチくらいでまーとお話ができる会。しかもその様子はライブ同様、どこからでも眺められる。CD予約と同時に渡された整理券の番号で、100番単位で呼ばれて並ぶ。1人5〜10秒くらい話せる。剥がしの人2人しかいない…

えっ!?!?お見送り会ってばいばーいってしながらまーの前通り過ぎるだけの会じゃないの!?お話できるの!?!?持ち時間あるの!?!?!?嘘でしょ!!!??と簡単にパニックを起こした我、話すこと考えなきゃだけどファンとお話ししたりポーズの要求に答えたりするまーの笑顔から目が離せない!思考がまとまらない!まーちゃん可愛い!!!

幸い500番代で時間はあったので、なんとか伝えることを決めて心の中でイメトレ。参加券を2箇所で提示、途中で検温もあり。(今回はマスク着用必須)

列に並び出すと心臓バクバクで手が震える。なんせだんだんまーちゃんに近くなっていく様子がもうずっと見えてしまうのである。緊張と、笑顔で応対するまーを見て感極まり泣きそうになる。泣いちゃだめだ!と頬を張り(心で)深呼吸。進むの早い!あっという間に目前にまー迫る。順番3つ前くらいで券をスタッフさんに渡し。目の前でまーとファンが話すのを見ていたらほんと一瞬で自分の番。

 

私「まーちゃんすっっっっごく素敵でした!!」

ま「え〜ほんと〜!?(笑顔)」

私「がんばってくださ゛い゛…から、身体にも気をつけて゛ね゛…!!」

ま「うん、気をつける!(お手振り)」

 

あまりにも天使。可愛い。笑顔。綺麗。可愛い。膝ガクガクで半泣きで離脱。しばらく振り返らなくて平常心取り戻すために一回ガチャガチャの森行った。ガチャ一回回したところで「いや、まだまーがんばってるのを見守りにいこう!!」と思って踵を返す。めちゃくちゃ謎の時間である。

もう、さっき至近距離でまーを浴びてしまったので3階正面からイベントを見守る。参加券付きのCD予約販売は最終的にライブ後1時間以上販売していた。現物売るわけじゃないから時間いっぱいまで販売できるのかもしれない…。

時に爆笑しながら、時に隣のおじさん(たぶんえらい人…)を交えながら、小さい子には机に乗り出して話を聞きながら、ポーズにも丁寧に答えながら(ハート作るのがめっちゃ多かった)終始笑顔のまーちゃん。適当な時間が全然なくて(何周もしてる人はあえて雑に対応するっていうコミュニケーションで盛り上がってた)プロだ…と思ったし椅子に座らせてあげたかった、たぶん水もほぼ飲んでなかった。

19時15分ごろ、列の最終締切して、後は券複数持ってる人がぐるぐるまわる。最終的に数十枚?出してる方達はまとめて時間測ってのお話タイムにしていた。

19時半、全てのお客さんを見送って、会場から拍手。マイクを持ったまーがあいさつ。

「みなさんありがとうございました!雨が降ってる中来てくれて…まだ雨降ってるから、すてーん!ってコケないように気をつけて!すぐに帰ってください!帰ったら、帰ったよ〜って報告して!まさきに写真を送ること!」

「ありがとうございました、佐藤優樹でした〜!」

会場情報までたっぷりと見渡して、手を振ってはけていくまーちゃん。長丁場のイベントになった最後までほんとに笑顔絶やさずいたまーちゃん。

モーニングのリリイベ握手の時はそっと握手するだけだったから、お話できたのもまーの笑顔あんな至近距離で見られたのも夢みたいでした。

これからのまーちゃんの行く道、たくさんの花が咲きますように。まずは新曲届くの楽しみ!!!

 

(お見送り会を見ている最中、まーちゃんを知らない人もたびたび覗き込みにきていて、「知らないわ〜」って自分の知識や見ている世界の狭さを自ら露呈する男子学生もいたし、「お金払って推しと会話できるとかめっちゃよくない?」と話す女子高生もいたし、「Tシャツとか来て応援頑張ってるんだね〜」と言うマダムもしたし、いろいろだったから、YouTube見せてまわればよかったかな…と思いました。まーの魅力、たくさんの人に届け!!!)

 

(私は長いことジャニーズ畑で育ったオタクなので、ハローのイベントの近さとか諸々は「これは合法なの!?!?」って思うレベルで衝撃で、それは数回体験したくらいでは全く慣れないです。天使と話せたり写真を撮れたりするって、どういうこと!?って毎回思う。推しがいない人でも、間近で見たらその可愛さに虜になると思いますし、天使と話すとか写真撮るって経験はマジで人生変えるので、少しでも興味があったり、近くでリリイベやることがあったら行ってみることを激しくおすすめします。ハロプロのリリイベは、コロナ前は全国回っていたのであなたの町にも天使たちは来る!)

私と抱き合う私、2.54センチ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチを観劇してきました。

というよりも、ヘドウィグに会ってきました、の方がしっくりくる。

「映画見てから行ったほうがいいよ!」とのネットの声に従い、

前日に滑り込みで観た映画版ヘドウィグ。

この世界とこの映像を、日本の演劇で再構築することが可能なの?とか思っていたのは完璧に杞憂でした。

むしろ、映画と舞台で解釈を補完し合っているようだった。きっと、初めの舞台と映画がそういう関係性で作られたんだろうな…というのは今気づいたことです。


舞台上のヘドウィグはより一層アングリーで、感情を爆発、暴発させながら生きていて、ちょっぴり、いや結構意地悪。ヘドウィグの感情で場面が切り替わっていく、スイッチの役割も果たしている。

時に静かにしっとりと、時に叫び怒鳴りなじるヘドウィグの姿は「不安定」と名前を付けてしまえばそれまでだけれど、それはヘドウィグが生きる術として身に付けたものなのだと感じました。

幼少期、父親から受けた「ひとつに戻ろうとする行為」が、母親が「自分に触れようとしなかったこと」が、ヘドウィグの心に”完全体”への渇望を芽吹かせたのだろうか、だとか…

それは自分の心を守るための道、だったはずなのに、求めれば求めるほど、自分は不完全だと突き付けられる。だけど、ヘドウィグにとってその渇望は推進力になっていたから、手放すことはできなかった。

そんな風に感じました。

 

完全体になることを求める、ということ。歳を重ねて社会に適応するうちに諦める人、忘れる人。初めから求めない人もいるかもしれない。そして、自分の方法で探し求め続ける人。しがみついている人、きっとそれが見つかれば自分は最良の自分、最良の人生を送ることができると信じている。
恐れるは不幸になること。悲しみや恐怖や怒りに晒されながら、疲弊しながら生きること。完璧、な状態、愛に包まれた幸せな状態…それを夢見ることで、なんとか生きているのかもしれない、ヘドウィグだけじゃなくて、私もそうだ、とってもそうだ…と思いました。
たぶん、絶対的な存在が欲しいのです。自分が不安定と思えばなおのこと。揺るがないもの。いつでもそこに帰ることができる存在が。


ヘドウィグは、出会う人、自らを取り巻く人、愛する人、彼らが起こす波の中に揺蕩うまま、いつだってその世界に頭のてっぺんまでつっこんで生きている。だから傷つき、暴発する。それが彼、彼女。

ロックは武装、歌は声であり、言葉。自分という人間として生きていくための呼吸だった。

 

全てを脱ぎ捨てた時、ヘドウィグの心には何が残ったのだろう。カタワレを探す旅が終わって。

それでも、その背中を追いかけて最後の最後までを見届けたいと思わないのは、ヘドウィグがまた新しい人生、(あるがままの自分を連れて)また新しい姿になっていくんだろうな、観劇者はその時点でヘドウィグにとってはへばりつく過去なのだ…と思うからかな、と考えます。

 

ステージの上でのヘドウィグは、もう、なんていうか、歌手だった。歌を届ける人。歌で表現をする人。言葉にするとすごくつまらないみたいに感じるけれど、歌手という人が人間の世界で役割を得て存在しつづけることの意味みたいなものを感じます。

丸山さんの歌声は時に体を突き刺し、時に包み込む歌声でした。なんだろう、とても上手なんだけれど、「上手」では決して終わらせたくない歌声だった。最後の曲を聴いている時、頭の中が真っ白になっているのに涙が込み上げてきたのは、完全に丸山さんの歌声の作用だった。

 

しかしなんで、あんなに”オゲレツ”なのに、気品のあるオーラが漂うのだろう…というのが終始不思議でしたが、それこそが丸山さんがヘドウィグを演じることの産物かなと思っております。

1インチは2.54センチ。1インチは2.54センチ。

20211213まーちゃんは銀河!

まーちゃんは惑星なんだ、つんく♂さんの楽曲に照らされて導かれて、強い引力で人を惹きつける惑星なんだ(たまにブラックホール)、そして卒業したらきっと、今度は自ら光輝く恒星になるのだ。

 

と思っていました。違いました。
まーちゃんは銀河になったのでした。

 


ライビュにて卒業公演を観ました。映画館で2スクリーンが満員だった。エメラルドグリーンが映画館にも光ってた。

私のサイリウムは一曲目で力尽きたので終始ただの棒を振る形になったけど、お隣さんのサイリウムに照らされて、少しだけエメラルドグリーンに発光して見えた。

どの曲もどのパフォーマンスもかっこよくて、14人のひとつひとつの表情に魅了されて、輝いていて、途中で今日がまーちゃんの卒業だということを忘れている瞬間がありました。

それは、まーと、モーニング娘。'21と、スタッフさんと、その他にもたくさんの人が、そういうライブを作ろうと力を込めたからなんだと思う。

モーニング娘。のライブとして楽しんで欲しいって、それはきっと、叶っていたよ!!

 

 

女性アイドルの現場に行ったのは、モーニングが初めてでした。なんとなく敷居が高くて、お茶の間でいろんな女性アイドルを見てきたけれど、モーニングに、まーちゃんには、絶対に会っておかなきゃ後悔する!と思って、初めて行ったのが武道館でした。

 

プレガイの一般だったから上の端っこの方だったけど、ステージでくるりと回って振り向いて、まーちゃんがこっちを向いて笑った時に、まーちゃんに出会えて良かった!と思って、今この瞬間までずっと、そう思っています。とにかく楽しかった。モーニング娘。のパフォーマンス、楽曲、メンバー同士の関わりや、それぞれの愛や言葉。新しい銀河に出会って、初めて聞く音楽の中で私は揺蕩って、体の中に成分が染み込んでくる感じ。

それから、リリイベに行って、初めて握手もして、推しと握手するのが初めてだったからびっくりした!手だ!まーちゃんだ!!と思ったことしか記憶がないくらい。

 

かっこよくて可愛くて、強くて、寂しくて、葛藤もあって、そんな色とりどりの銀河!
モーニング娘。自体がそうだから、まーちゃんはこれから、また違う場所に、銀河になって、キラキラと輝くんだろうなあと、そう感じました。衣装のお話を聞いてそう思った。

表現することに躊躇がない、パフォーマンスしている瞬間はまるでそのために生まれてきたみたいに煌めいて、佐藤優樹という人間を通すことで発光するこの世に生まれた音楽や表情の数々!それに出会えて幸せです。

 

22歳は、問いかけ、宿題、つんく♂さんの希望でも期待でもあるし、呪いでもあったのだと思う。だけどそのおかげで私は、モーニング娘。として輝く佐藤優樹を見ることができました。たっくさん、そういった人がいると思う。

長い年月をそうできたわけではないけれど…
思い返すかぎり、あー、まーちゃんに出会えてよかった!という気持ちしか見当たらない。

 

この先、まーちゃんが自分の目指す道を、自分の足で歩いていけますように。
ほんとうにありがとう。ありがとうございました。めちゃめちゃ楽しかった!!!

どんな形のやすくんもやすくんだ

安田章大さん、37歳のお誕生日、おめでとうございます!!!

今年もこうして、おめでとう!と思って、お祝いをできること、嬉しく思います。

いつも笑顔と幸せな気持ちをありがとう。

 

今年は、リボルバーでひさしぶりに、安田さんの姿を目の前に見ることができて…

いや、それは正しくはフィンセントだったのだけれど、いや、正しくはというのも違うな…?

ライブに行けない、ライブができないこの1年半ほどの間、寂しくはあったけれど遠く感じたことはなくって、

それでもああ、安田さんが生きている、と、自分の目で見られたことがどっしりと心の中にまた腰を下ろした感じがしました。

そうして、やっぱりこの人は、命を燃やしていて、その姿を見せてくれているのだなと、強烈に感じました。

 

毎年同じことを言っているような気もするけれど、

安田さんを見ていて、その辿る道筋に違和感がないなあと思っていて、今、どんどんと自然と、地球の上の命と溶け合おうとしているのも、その表現方法や形は変わっていても…ずっと変わらないことのように感じます。全く予想はできない道筋を、進んでいくんですけども。

それでもそのひとつひとつが、やすくんだ、と思うのでした。

 

ライブに行きたい。エイトのライブに行く夢を、このひと月だけでも3回くらい見てる。どれも、入り口までたどり着くのに、中に入れなかった。

ライブに行きたいけれど、遠くは感じない。悲しくても、寂しくはない。近くにいてくれようとしているから。心がつながるとか、そういうことって、あったりするのかもしれないと、思わせてくれるのだ。うわべじゃなくて、ものすごく、心のこもった声で。

 

アルバム、とっても楽しみです。はあ、どうしよう、今日はわたし鏡を見て寝ます。私の人生の中で一番、曲の初めの歌いだしの、声で、胸がきゅんとする楽曲です。このランキングは、生涯塗り替えられることのないような気がしている。

 

やすくんが健やかな毎日を過ごせますように。

心穏やかに、そして楽しく、進みたい道を進んで行けますように。

その生きざまを見ています。

いつもありがとう。お誕生日、おめでとうございます。