やすばすく

前ブログ http://ameblo.jp/yasubask/

村上力

という言葉を、「村上信五のスポーツ奇跡の瞬間アワード2019」にてゲストの伊集院さんと遼河さんが使っていて、いい言葉!と思ったのです。
ゴルフの渋野日向子選手に村上さんがインタビューするVTRを見て、「打ち解けて引き出すまでのスピード」の速さと「自然な感じ」をお二人が「村上力高かったよね」と評していて。
その能力を「村上力」と表現されてすんなり理解できるのも嬉しいし、番組の共演者さんがその言葉を使って表現されているのも嬉しいし、「村上力」いい言葉!!

 

そもそも、村上さんのMCだったりインタビューの映像を見ていると、自分の日常での会話にも活かしたい!と思う技術や姿勢が散りばめられていて非常に参考になります。
例えば
・相手が話している時は覗き込むように(前傾姿勢で)相手を見て話を聞く。頷く時も相手を見ながら。
・相槌やリアクションは大袈裟なくらい大きくする。ジェスチャ―も多用する。声を出しての相槌だけでなく、時折わかりやすく息を呑むことで緩急をつける。
・相手の言った言葉を繰り返したり、シンプルなワードをポンと投げ込むことで相手の話が展開する。
・相手の言ったことを否定しない。自分の思ったことを伝える時も、意見ではなくあくまで感想として伝える。でも疑問は率直に伝える。
みたいな感じで…どれも、相手が不安を抱かずに話せる、かつ話が発展していくように作用しているように感じます。
(大きなリアクションが苦手な人もいると思いますが、相手のリアクションによってその都度微調整をしているようにも感じます)

 

で、この「村上力」という言葉自体も、ファンである自分の日常生活に活かせるんではないか…と思ったので、最近ひっそり心の中で実践しています。
相手の話をよく引き出せた時に「あ~今の私、村上力あったなあ~」って思う、みたいな。
怠けずスクワットして体を動かせた時に、「今日は横山力高かった」とか。
人を傷つけない言葉選びをして話せたなって時に「丸山力高く話せた」とか。
適当な塩梅で味付けした料理がめっちゃ美味しく仕上がった時に「夕飯かなり大倉力高く仕上がった」とか。
マンションの入口に閉じ込められたカエルを助けた時に「今のは安田力かなり高かった」とか。
別になんでもかんでもじゃなくていいんですけど。

自分を褒めるきっかけづくりになるなあ、と思ったんですよね。
こういう言葉を使って、自分のできたことを認識したり、自分を褒めるっていうことがやりやすくなるのかな、と。
自分を褒めるスキルの高い人はそれで十分だと思うんですけど、私自身、できなかったこと自分のダメなところに目が行きがちな人間なので、こういう言葉を入れると、何気なくできてたこととかにも「あ、私これできてたんだ」って気付くきっかけになるというか。
メンバーそれぞれが大体どんな性格で、どんなことが得意で、どういう振る舞いが多くて…っていうのは特にファンであるからこそそのニュアンスを感じ取れるし、
自分の中に在るいろいろな要素のうちの一つが大好きな人たちの持つ要素と重なってたらちょっと嬉しいし!
自分のことをこまめに褒めるのは大事らしいので、今後も地味に自分の中で使って行こうと思っている2020年です。

 

つまりは村上力って言葉で表現される村上さんすごい、そして嬉しい!っていうブログでした。本を出してほしいです。

今年はオリンピックキャスターという舞台でも村上力が存分に発揮されることを期待しています!!