やすばすく

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両手広げて

友よを歌う安田さんが、まるで空を飛んでいるようだった。

CDTV卒業ソング音楽祭の話です。とても気持ちよさそうで綺麗だったな。

ああして両手を大きく広げて、身振り手振りも織り交ぜながら歌うのって難しくないんだろうか、と思ったので真似てやってみましたが、

マイクを握って歌う方が、音程やリズムに集中できるからやっぱり歌いやすく感じました。

「友よ」は音程の上下の移動幅も大きいし、ゆったりだけれどテンポ感も必要だから、シンプルに見えて結構難しい。

あれだけ動いて、歌詞の意味を動きにも込めながら、かつ表情でも届けながら安定して歌唱する(しかも途中でハモにもいく)っていうのはよっぽど、歌い慣れているというのと、歌える力があるのではないかな…なんてことを感じます。

 

これまでにテレビで披露した「友よ」を見返してみたら、最初のMステではわりと全編マイクやマイクスタンドを握っていたけれど、その後は両手を自由にして歌うことが増えて、今回のCDTVではほぼほぼマイクにすら触っていなかった安田さん。

マイクを握ったのは2番のサビでの2回だけ、マイクスタンドに触れたのは歌の終盤で2回だけ。

2番のAメロ、大倉さんへのハモりで目を閉じて丁寧に声を重ねている場面が印象的でしたが、それ以外のところはとてもよく動いていらした。

テレビで初めてのフル歌唱かつ生放送、よって初めて歌う2番は慎重かつ丁寧にという部分が出ていたのかなあと思いますが、

まあほんとうに全然マイクを触らない!!!

冒頭の歌い出しはマイクを握る→両手を広げていく(動かす)、というパターンが多かったけれど、今回ははじめイヤモニを触っていて、その後一瞬マイクに伸びた手を意図的に離していたようにも見えて、だからなるべくマイクを握る以外の表現をしようとしていた安田さんの意図っていうのは全編を通してあったのかな、という風に感じます。

 

そこに込められた安田さんの意図、メッセージってなんだろう、って考えてみて。

「友よ」という曲はメッセージ性のとても強い曲で、曲の強さに負けない歌唱の力(技術というより精神力含めたパワー)が必要な曲で、だからこそ最初はこの歌を全身全霊を込めて歌って伝えるために、マイクをしっかり握って歌唱に集中していたのかなあ、

けれど、それが、歌唱を重ねるごとに、だったり、お客さんの前で歌って…だったり、そういうことを経て変化をして、より「歌と関ジャニ∞とが一体となってメッセージを伝える」ようなイメージに近くなったのではないかなあ、と、想像しています。

 

心を込めて全力で歌に集中している姿も胸を打つものだし、身振り手振り表情を大きく交えて、視覚から送られるメッセージ、エールもまた心に響くものです。

安田さんの中で、力強さの土台の上に、「楽しさ」というものを伝えようっていう気持ちが大きくなったのかな、という、想像。

「人生って最高だろう」と歌う人たちが楽しそうな顔をしていたら、これほど直球に伝わってくることはない。

安田さんの歌う姿、表情はまさに「人生って最高だろう」という歌詞そのもののように感じます。

 

私が特段、綺麗だ、と感じたのが、横山さん、丸山さん、大倉さん、村上さんがマイクを握って歌っているまんなかで安田さんが両手を広げて歌っている場面で、

このバランスというか…両者があるからこそ、歌の真っ直ぐさと楽しむということ、両方が伝わるんじゃないかなとも思います。

安田さんのことばかり書いてるブログですけどもちろんメンバーみんなの歌、佇まい、表情にぐっと来ています。CDTVでは丸山さんのふくふくとした表情も印象的だった。

 

明日はFNSの緊急音楽番組、関ジャニ∞は友よを歌うのでしょうか、とても楽しみです。

じんと心に染み入る、いい曲です。友よ。